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安吾 風の館

2018.04.07

【アーカイブ】坂口家の絵ごころ(2018年4月7日~2018年7月22日)

坂口安吾は興に乗じて絵を描き、子どもが生まれるとその健やかな成長を願って、自ら腹掛けをデザインしました。兄献吉は小型のスケッチブックに、折に触れては風景や人物を描き、岸田劉生に倣った油絵を残しています。短歌にも親しんで、手紙に歌を添えることもありました。二人の父仁一郎は五峰という号をもつ著名な漢詩人であり、書や画幅を求められて揮毫することも多かったようです。
 坂口家の人々はそれぞれ多忙な日々を送りながらも、このように時に絵を描き、詩歌を楽しむことが当たり前の気風を持っていたのでしょう。
 このたびの展覧会では、仁一郎、献吉、安吾が描いた絵などを紹介し、坂口家の豊かな感性や広い趣味に触れていただきたいと思います。

期間

平成30年4月7日(土)から平成30年7月22日(日)
午前10時から午後4時まで

会場

旧市長公舎 安吾 風の館(新潟市中央区西大畑町5927番地9)

主な展示作品

坂口仁一郎 蘭竹図 自画賛 双幅
坂口仁一郎 五言絶句 山陽大才子 一幅
坂口仁一郎 所蔵印
坂口献吉 坂口仁一郎肖像画 1921年 油彩画
坂口献吉 若き日の自画像 1919年 油彩画
坂口献吉 スケッチ帖
坂口献吉 短冊
坂口安吾 スケッチ「ラモー」
坂口安吾 腹掛けのデザイン
村山真雄・村山政司・坂口安吾 「小菊荘画譜」 三冊の内
      一般財団法人大棟山美術博物館所蔵   ほか

展示のようす

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